将来に漠然とした不安がある。
今の仕事をずっと続けていくのは何か違う。
自分の中に、キャリアプランの明確なゴールがない。
こういった、悩みを解決します。
yasuhiroです。
以前、転職についての悩みを聞いてもらうために、リクルートエージェントさんに電話をしました。
その際、2つのアドバイスをいただけました。
今回は、2つのアドバイスの理由について、話していきます。
転職先を決めるための2つのアドバイス
いろんな意見を聞くけれど、話半分に聞くこと
リクルートエージェントさんから聞いた1つめのアドバイスは、「いろんな意見を聞くけれど、話半分に聞くこと」です。
真剣に聞いてはいけない理由として、自分の軸をぶれなくするため、と言われました。
転職するときにゴールが見えない人って、「共感する力」が強い方が多いそうです。
どんな意見にも、共感してしまうので判断しづらいことはありませんか?
すると、本当に自分が望んでいた事が見えなくなり、結果悩んでしまうらしいです。
実際僕も、転職した方がいいという動画を見て、感化され、その日にリクルートエージェントさんに電話の予約をしてしまいました(笑)
ドラクエで例えるなら、あなたは勇者です。私達や、あなたが参考にした動画は村人Aでしかない。意見を聞いて、それを上手に使うのも、下手に使うのも、勇者である「あなた自身」です。
目標にしたい人を何人でも良いから、見つけること
リクルートエージェントさんの2つめのアドバイスは、「目標にしたい人を何人でも良いから、見つけること」です。
理由として、目標にしたい人がこれまでに歩んできた経歴にこそ意味があるから、と言われました。
歩んできた経歴にこそ意味があるとは、どういうことでしょう?
目標にした人が歩んできた経歴とは、あなたがこれから歩む未来に近いからです。
その人が、どんな壁を乗り越え、どんな苦しみを乗り越えてきたのか。しっかりと調べ上げることで、あなたは未来のイメージが湧きます。
なるほど。そうすることで、漠然とした未来が、はっきりと見えてくるのですね。
その通り。そして、先ほどとは逆で、共感しすぎる人ほど効果的です。
と、言いますと?
共感しすぎる人は、何事も自分ごととして考えることができます。今までは尊敬していて「私には届かない」と思っていた人が、今の自分と変わらない悩みを抱えていたり、華やかなイメージとは違う、泥臭い一面を見ることができれば、親近感を覚え、「私も同じ景色を見てみたい」となるのです。
反論と、更なる主張
共感しすぎて、話半分になんて聞けないよ・・・
人じゃなくて、仕事軸で見るべきではないでしょうか?手っ取り早いし、年収など数字はその方が分かりやすいのでは?
こういった、疑問が浮かぶ方も多いと思います。
そこで、さらに深掘りしていきます。
共感しすぎる人は、反論意見をすぐに聞いてみましょう。
話半分になんか聞けない!いっつも真面目に聞いちゃう!って人にオススメなのが、賛成意見の後で、すぐ反対意見を聞く方法です。
例えば、Aさんという好きな人のことを語っている動画を見たあと、「Aさん クソ」と反論動画を見てみましょう。
こうすると、賛成意見に共感しようとしていたあなたは、脳内パニックを起こすでしょう。
やっぱりAさんって良いなぁ・・・・でも、別の動画ではAさんの悪口を言ってる!?これ、どっちが良いんだ?
この疑問に思うことが大事で、疑問に思うということは、「何かが違う」と感じているということです。
この「何か違う」を突き詰めていくと、あなたの「軸」になります。
おすすめの方法は、「紙に書き出すこと」です。
紙に書き出す、ですか?
そうです。悩みを頭でループさせてしまうと、考えがまとまりません。1度紙に書き出すことで、脳がクリアになって、考えがまとまりやすくなりますよ。
仕事軸は「仕事についた後のこと」だから参考にしてはいけない
今回のあなたのように「キャリアプランに明確なゴールがない」という悩みがある方に、仕事の内容で、転職をすることはオススメしません。
それは、なぜでしょう?
仕事の内容で選ぶと、どうしても「仕事についた後のこと」が気になってしまいます。今回はそうではない。
あなたはまだ「自分の軸」を見つけられていません。その状態でゴールを決めてしまうと、ゴールに向かうまでの道のりで「軸」が折れてしまいます。
「軸」が折れると、途中で挫折してしまったり、後悔してしまいます。それを回避するために、目標にする人を決め、その人の経歴を調べ、自分にも再現可能かを調べる必要があります。
なるほど。目標にする人の記憶を追体験することで、自分が折れないように「予防接種」をする訳ですね。
その通りです。折れてしまいそうだな、と思えばあなたに合わない道の可能性が高いので、別の道を選べます。
ありがとうございます。勉強になりました。
まとめ
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
最後に、この記事のまとめです。
あなたの転職活動に、役立てば幸いです。
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