【昔のほうが厳しかったぞ】上司の口癖をモチベーションに変えよう【俺の若い頃は・・・】

学んだこと
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社会人になると、絶対に上司にかけられる言葉がありますよね。

「今の子達は楽だな。昔のほうが厳しかったぞ」

とか

「俺の若い頃は・・・」

とか、昔の自分を立てつつ、部下たちのやる気を上げさせようとする魔法の言葉です(笑)

特に40代くらいの上司からよく言われていたことを思い出します。

僕も入社したての時に耳が痛くなるほど言われ、「昔とか言われても、知らんがな!」とよく思っていました。

今日は新社会人向けに、こういった「過去を美化して今を卑下する上司」の気持ちを理解しつつ、どうやって自分のモチベーションを上げればいいかをお話ししていきます。

↓今日のトピックです↓

上司達が若者だった頃のお話(2000年頃の日本)

「知らないから腹たつ!」のであれば、まずは相手のことを知りにいきましょう。

そもそも、上司達が僕たちと同じ新入社員であった頃の就職活動はどれくらいの厳しさだったのでしょうか?

その厳しさを物語る数字として、「就職率」があります。

公的統計としての就職率とは文部科学省が出している「学校基本調査」があります。

これは(就職決定数÷卒業者)という計算式で算出されます。

なので、大学院へ行った学生や、就職できなかった学生を除く、全ての就職した学生が対象となります。

ちなみに、僕が社会人になったのは2017年4月。

2017年卒の就職率は74.7%となっています。

ではお待ちかねの、2000年卒の就職率はというと・・・

55.8%

めちゃくちゃ低いですよね笑

ちなみに、リーマンショックがあった翌年の就職率ですら60.8%。

2000年前半の就職活動は、間違いなくどの世代よりも大変だったことを数字が物語っています。

 

また、今では当たり前のように使われる「パワハラ」という言葉ができたのも、2001年のことでした。

この言葉ができた背景には、高度経済成長期を引っ張り、勝ち組負け組で人を判断する風潮があったといいます。

その中で他人を蹴落とし、自分の力を見せつけるために言葉や暴力で解決しようとする流れが日本中に蔓延。

そこで(株)クオレ・シー・キューブの代表取締役・岡田康子氏さんが、このままではいけないとして付けた名前が「パワハラ」でした。(参考文献:パワハラが生まれた経緯

就職するまでの困難な道のりで、それが終わっても会社内でパワハラが横行する毎日。

特に働き方改革以降の世代からすれば「冗談にしか聞こえない」社会がそこにはあったのかもしれません。

 

上司の年収から知る、今の僕たちが頑張る方向性とは

どうでしょう、就職率+パワハラと少しは時代背景が見えたかもしれません。

それだけ厳しい時代に生きていれば、ちょっとは自分が頑張った昔話をしたくなるのも仕方ない気がしませんかね!?笑

でも、どうでしょう?そんな上司達は幸せなのでしょうか?

僕の会社の上司は言います。「今は月3万円〜4万円出費の方が多い。貯金を崩して生活している」と。

コロナ禍で奥様の仕事がなくなり、子供と就活中の奥様と、自分の生活費を支払うとマイナスになるそうです。

70歳就業法や、同一賃金同一労働制が始まる中、僕たち労働者は働き方を今一度問われています。

政府は「年取ってもいっぱい働ける法律と、差を是正する法律、そして働きすぎを解消したから頑張れや!」といっています。

となると、このルールのなかで自分の幸せ=頑張る方向性を決めなければなりません。

僕は、年寄りになっても「強制される仕事」をしたくはありません。

社会に貢献できるスキルや資格、能力があれば、強制ではなく自分が仕事を選べる立場になれます。

「仕事を選べる」これ以上の幸せって、ないと今は思っています。

そのために、僕は副業や投資を始めてます。

収入源を1本の太い柱ではなく、たくさんの細い柱にしようとしています。

「本業やめたいから、副業で食い繋ぐ」

これくらいの心の余裕こそが、今の社会人全てに必要なのではないでしょうか?

 

最後に、「俺の若い頃が・・・」と若者に言えるくらい、今のあなたは頑張っているか考えてみてください。

上司達は僕たち若い世代よりもお金を稼いでいます。それだけのスキルと能力と、資格を持っています。

彼らは、僕たちよりも仕事ができることを認めましょう。

そして、仕事のやり方を教えてもらいましょう。

本業も副業も充実させていくことこそ、僕たちの世代の頑張り方です!

いつか、子供に思い出話をして、ウザがられようじゃないですか!(笑)

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