今日は夢の見つけ方について、お話しようと思います
その前にかつての僕についてリストアップしました
- 夢がない
- 心に穴が開いているような気持になる
- 毎日なんで生きているんだろう?という気持ちになる
- 勉強しろ!って言われたからしてる
- 部屋もゴミだらけになってる
- 何をしても、自分を信じられない(自信がない)
- ネガティブな言葉しか出てこない
生きていても楽しくない状態が、2年間続きましたが、決して会社が悪いわけではありません
原因は僕自身にありました
そして、この記事を開いてくれたあなたも、このような感情や行動になってはいませんか?
今日は、人生にやりがいを感じないあなたに、僕なりの夢の見つけ方についてお話しようと思います
社会人1年目~こうして僕は鬱になった~
結論を話していく前に、2つの僕の過去話をお話しします
1つは僕がいかに鬱になったか
もう1つは、僕がいかに夢を持てたかです
この2つを知ることで、あなたの人生が少しでも豊かになってくれればと思います
入社~僕と同期のK君
入社前、僕は「夢がない」というコンプレックスを抱いていて、採用担当の方にも悩みを打ち明けていました
採用担当の方は「みんなで一緒に夢を探そう!」と言ってくれました
一緒に探してくれる。その言葉が嬉しくて、僕は今の会社に決めました
2017年、4月
僕と同期のK君は、M店というお店で働き始めました
K君も僕と同じく「夢がない」のと、同じ大学の出身という事もあり、僕とK君はすぐ仲良くなりました
4・5月は入社して間もなくで覚えることも沢山あり、毎日が新鮮で輝いていました
仕事も面白いし、同期とも仲良く、上司も優しい方ばかりで特に問題はありませんでした
6月になって、完璧に業務を覚えてからは、覚えた業務を淡々とこなし、残業せずすぐ帰る生活を続けていました
7月~鬱になるまで
7月1日、上司から、こういった言葉を投げかけられました
「ヤスヒロ君、今日から給料が本部から店舗での支払いに変わったんだ」
「だから、いつまでも大学生みたいな気分じゃなくて、社会人としてしっかりするように」
「できてないところがあったら、僕らからも積極的にアドバイスをするから」
当時は、支払いが変わったからどうしたんだろう?と思っていましたが、とりあえず
「かしこまりました、お願いいたします」
と、答えたことを覚えています
その後、僕とK君は、できていないところをかなり言われました
挨拶から、清掃から、接客にいたるまで
特に上司の中に1人だけ厳しいことを言う方が居て、その方に言われた時は涙を流して帰宅した日もありました
その頃から、「なんでこんな所で働いているんだろう?」という辛い事ばかり考えていました
同期のK君も相当言われているみたいで、グチに近い事を言い合っていました
また、残業も増え、疲れがたまり心身共に辛い時期が続きます
たまに県境を越えて、ご飯を持ってきてくれる母親に
「仕事どうなん、上手くいってる?」
と言われた時に
「順調だよ!」
と答える時には、心が張り裂けそうな思いでした
毎日弁当を作る元気もなくなり、コンビニ弁当になりました
休憩中は疲れを出来る限り落とすために少し寝て、
家に帰れば、掃除する元気もないので部屋はゴミだらけに
母親が来てくれた時には、僕の代わりに部屋掃除をしてくれました
掃除を代わりにしてくれるたびに自尊心が無くなり、社会人にもなって掃除すらできない僕って生きる意味ある?と考え始めました
まるで胸にぽっかりと穴が開いたような気持がして、何をしても楽しく感じなくなりました
K君も同様に鬱になっているようで、彼は入社して2年が経ったある日、会社を辞めてしまいました
こうして、僕は鬱になっていきました
社会人3年目~こうして僕は夢を手に入れた~
2年目の10月ごろに異動があり、店舗と店長が変わりました
店舗は前の店舗より3倍のスタッフ人数でとても賑やかでした
店長は入社からたった6年で店長になられた方で、とても仕事が出来ます
ただ、部下との付き合いよりも数字を意識する方なので、結構怖いという印象を持たれていました
店舗も店長も変わっても、変わらないものが2つありました
- 僕の月間評価・・・最低評価
- 周りの反応・・・仕事できないやつ
やっぱり僕ってダメなのかな・・・と思った時、2つの大きな出来事が起きたのです
恋人が出来た!振られた!(笑)
こんな僕にも何故か彼女が出来ました、そして振られました(笑)
「僕、やるやん」と自信がついたのもつかの間、秒で振られたのでショックは相当のものでした
ただ、大事なのはその後で、店長が「ヤスヒロ君、ご飯食べに行こうや」と食事に連れて行ってくれました
その時、店長がこういったのです
「ヤスヒロ君、持ってるものは素晴らしいんだよ。僕はコミュニケーションは今でも苦労しているのに、ヤスヒロ君は当たり前のように人と喋れるじゃないか」と。
僕とは違って、数年で店長まで昇進した方が、僕のコミュ力部分を褒めてくれました
もちろん、彼女に振られて傷心してる僕に少しでも元気を出そうという優しい嘘だったのかもしれません
でも、当時の僕はこれを聞いて
- 完璧に見えた店長にも苦手だと思うことがあるんだ
- 僕は苦手な事しかないけれど、勉強すれば店長のようなカッコいい男になれるかもしれない
と、本気で思ったのです
「嫌われる勇気」との出会い
勉強する。初めて「分からないことを自分から学びに行く」という事を考えました
そこで、初めて手に取った本が「察しない男、説明しない女」です
当時は彼女が振った理由が分からなかったので、まず知るなら女心だろ!と思ってめちゃめちゃ読み込みました(笑)
そして、読み込んだら同僚に話す、を繰り返してるとある時、同じく本を読むことが好きだという同僚に
「ヤスヒロ君、良かったこれも読みなよ。面白いよ」
と言って、渡された本が「嫌われる勇気」でした
この本からの学びについては、また別記事で書くつもりですが、この本を読み、行動を変えていくことで変わったことがあります
- 僕の月間評価・・・1位
- 半月の査定結果・・・最高評価
- 周りの反応・・・仕事できるやつ
- 僕自身・・・夢を手に入れた
入社して3年、僕はついに夢を手に入れることができました
結論:夢の見つけ方
僕の過去の話を読んでいただき、ありがとうございます
それでは、ここからは結論についてまとめさせていただきます
自分を変えられるのは自分だけ、であることを知る
夢は誰かに与えられるものではありません
他人は夢探しを「応援」することはしてくれますが、「与える」ことはできません
何故なら、誰もあなたのやりたい事、好きなことを全て知らないし、興味もないからです
誰もが、自分の夢実現のために精一杯です
なのに、あなただけ特別で、誰かから面倒を見てもらえるなんてことは絶対にありません
例え環境が変わっても、あなたが
- いつか
- ここに居れば
- 誰かがなんとかしてくれる
と思っている限り、一生夢は叶えられないし、見つけることすら出来ません
なので、あなたは自分の夢に対して
- 今から
- どこに自分が居ても
- 自分がどうにかするしかない
という「全て自分の責任であり、自分しか人生を変えることはできない」というマインドを持つ必要があります
そして、「あなたには関係のないことは全て考えない」というマインドを持つ必要もあります
これはどういうことか?例えばニュースです
○○さんが不倫した!なんて、ニュース
そんなことについて議論したり考えても、あなたの人生って好転しますか?
そう、何も変わりません
ですから、一旦あなたの射程範囲外にある全ての出来事に対して無視をしましょう
そして、仕事や、趣味など、あなたに関係のある全ての事に対して全力を考えるようにしましょう
さて、ここまででマインドの話は終わりです
次は実際にどういった行動を取ればいいのかについて話します
あなたの理想像を10個書き出す
紙とペンを取り、自分の理想の人物について書き出しましょう
部下に指導できる人物、誰とでも積極的に話ができる人物、お金に困ってない人物・・・などなど
浮かばないのであれば、周りにいる尊敬する上司や、アニメ・漫画のキャラクターなどでもOK!
10個書き出したのなら、次に進みます
毎日出来る簡単な行動を繰り返す
10個の理想像を叶えるために、今の自分をどう行動して変えるのかを考えてみましょう
更に変える行動は毎日必ず出来る簡単なことが望ましいです
例えば、部下に指導できる人物なら・・・
自分がしっかりと仕事について知らないといけないよな
知らないことを聞くには、まず上司に聞かなきゃいけない
今僕が仕事を知らないのは、聞く姿勢がなってないからではないか?
毎日、上司の話を聞くときにメモを取る
このような形で、将来の理想像を毎日の行動まで落とし込みます
評価してもらう
自分で行動を起こした時に他者の反応を見てみましょう
僕がいる会社では「月間評価面談」という形で店長を通して振り返りの時間があります
そういった面談制度があれば、その際に聞いてみてもいいですし、なければ聞きやすい人に聞いてみましょう
1回目聞いた時は、相手も意識していないので、そこまで反応は返ってきませんが
2回目以降なら何かしらの反応が返ってくる場合が多いです
その反応によって、自分の行動が相手に与える影響力を知りましょう
もしも褒められた時は超ハッピー!行動を認められている訳なので、超喜んでください!
逆に無反応なら、まだまだ改善の余地がある、つまり伸びしろがあるということなので、それも喜んでください!
どちらにせよ、理想の自分に近づいているんだと、相手の反応を見て自分は喜ぶという行動へ移しましょう
仕事に対する行動を変える
いただいた仕事
与えられた仕事がどんなに興味が無くても、あなたの理想像なら仕事に対してどのような対応をするのか考えてみましょう
例えば、カッコいい理想像ならスピーディーに仕事を解決するのではないでしょうか
そうやって、いただいた仕事に対する「理想の自分ならどうするだろう」を考え、行動を取りましょう
月に1度自分で仕事を作るor変えてみる
あなたの仕事の目的に沿って、
どうすれば目的を達成できるのかな?
自分が仕事に付加価値を付けられることってなんだろう?
を考えてみましょう
例えば、僕の仕事の目的は「お客様の人数を増やす事」です
そして、そのための接客マニュアルが存在していました
が、しかしマニュアルが置きっぱなしになっていて、社員間で接客のムラが発生していました
そのため、僕は
- マニュアルを月に2度確認する時間を作った
- 確認が終わったら、チェックリストにまとめて全員に共有した
- お客様からの接客が良くなったという言葉を集計し、改善が起きたことを全員に共有した
のような、仕事のやり方を変える事を実際に行動してみました
自分で仕事を変える行動を取ってみると、以下のような良いところがあります
- 仕事に対する考え方が変わる
- 周りの反応が変わる
- 上司がアドバイスをくれるようになる
- 自分が仕事を通じて影響を与えていることが、自信に繋がる
理想像から1年後・5年後の夢を見つける
ここまで行動できると、自信も付き、行動することに対して抵抗感も無くなっています
理想像が行動に変わる実感が掴めたなら、最後にすることは、理想像の振り返りです
理想像を振り返って、あなたが1年後・5年後に達成してしまう目標を掲げましょう
この目標こそが、あなたの夢になるのです
最後に
人生はいつだって変われます
この記事を読んでくれたあなたには、無限の可能性があるし、変わりたいという気持ちがあります
後は気持ちを行動に移すだけです
そして、是非夢を見つけて夢中になってほしいです
あなたの人生が光り輝くことを、全力で応援します
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